サッカーボールの空気圧は、
0.6〜1.1気圧が適正値です。
この範囲を外れると、硬すぎたり柔らかすぎたりして、プレーやケガに直結します。

子どものボールはどれくらいが正解なの?
この記事を読むと、次のことがすぐにわかります。
- 4号・5号ボールの空気圧目安
- 空気圧の正しい測り方
- 空気圧計の選び方とおすすめ商品
正しい管理には、空気圧計が必須アイテムです。
数値でしっかり確認することで、安心して練習や試合に臨めます。
👉 空気圧計がまだない方は、
まずおすすめ商品からチェックしてみてください。
- 子どものボールの硬さに悩む保護者
- 練習や試合用ボールを管理する指導者
- 正しいボール管理をしたい方



目次から
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サッカーボールの空気圧はどれくらい?
サッカーボールの空気圧は、
サッカー競技規則で0.6〜1.1気圧と定められています。
ここでは、その基準の意味と、空気圧が高すぎるとき・低すぎるときの特徴を解説します。
空気圧の公式基準(0.6〜1.1気圧)
サッカーボールの空気圧については、
サッカー競技規則で次のように定められています。
第2条ボール
・空気圧は、海面の高さの気圧で、0.6~1.1気圧(600~1100g/cm2:8.5~15.6ポンド/平方インチ)。
日本サッカー協会 サッカー競技規則2023/24
この数値が「公式に認められた基準」となり、
各号数のボールでも共通して適用されます。
空気圧が高いときの特徴
空気圧が高すぎると、
ボールは硬くなり蹴りづらくなります。
理由は反発力が強くなり、コントロールが難しくなるからです。
- ボールが硬い
- 跳ね返りが強い
- 足への負担が大きい



蹴ったら足が痛い…
私の教え子も、試合前に空気を入れすぎて足を痛めたことがありました。
空気圧が高いとプレー精度が落ち、
ケガの原因にもなります。
適正値を守ることが大切です。
空気圧が低いときの特徴
空気圧が低すぎると、
ボールの反発が弱くなり扱いにくくなります。
弾みや反発力が弱まり、シュートやパスのスピードが落ちます。
- 弾みが弱い
- スピードが出ない
- コントロールしにくい



蹴っても伸びがない…
練習中でも、空気が抜けたボールは動きが鈍く、パスやシュートが思ったより伸びません。
正しい空気圧を保つことで、
安定したプレーにつながります。



次は空気圧計の紹介!
空気圧計おすすめ商品
サッカーボールを正しく管理するには、
空気圧計が欠かせません。
ここでは使いやすい「アナログタイプ」と、
便利な「空気入れ一体型」を紹介します。
アナログタイプ
「プロ仕様の信頼を、ポケットに。」
モルテンの空気圧計「PGA10」は、正確な数値を簡単に確認できるアナログタイプです。
軽量で持ち運びやすく、
試合や練習前のチェックが手軽にできます。
数字で管理できるので、子どもが安心してプレーでき、ボールの寿命も延ばせます。
- メーカー:モルテン
- タイプ:アナログ
- 重量:約42g
- 信頼の国産ブランド
空気圧を「感覚」ではなく「数値」で把握することで、練習の質も安全性も大きく変わります。
まずは安心のモルテン製から
揃えてみてはいかがでしょうか。
空気入れと一体型
これ一本で、空気管理も空気入れも完結。
スフィーダの「ゲージ付きハンドポンプ」は、
空気入れと圧力計が一体化した便利アイテムです。
別々に用意する手間がなく、
持ち運びもスッキリ。
練習や試合の直前でも、すぐに正しい空気圧に調整できます。
- メーカー:スフィーダ
- タイプ:空気入れ一体型
- 重量:約143g
- 圧力計とポンプが一体化
「測る・入れる・整える」がこれ一本で完了するので、特に家庭や少年団での管理におすすめです。
正しい空気圧をいつでも保てる安心感を、
ぜひ体験してください。



次はボールのサイズに合わせた
目安を紹介!
号数別|サッカーボールの空気圧目安一覧
ボールの空気圧ひとつで、
プレーの質は大きく変わります。
サッカーボールは、競技規則で定められた、
0.6〜1.1気圧の範囲で合わせることが基本です。
そのうえで、ボールに記載された表記を確認し、
号数や用途に応じて調整することが大切です。
4号球の空気圧(学年別の調整ポイント)
4号球の目安は0.6〜0.8気圧
学年に合わせて調整するとプレーしやすくなります。
小学生は足や体が成長段階にあるため、
大人と同じ圧では強すぎることがあります。
無理のない空気圧にすることで、ボールを蹴る感覚を自然に身につけられるのです。
- 低学年:0.6〜0.65気圧
- 中学年:0.65〜0.7気圧
- 高学年:0.7〜0.8気圧



低学年の子には
柔らかめが安心だね!
私のチームでも、低学年は少し柔らかめにしてからボールタッチが安定し、楽しそうに練習できるようになりました。
4号球は、子どもがサッカーを楽しみながら上達するための入り口です。
適正な空気圧を守ることで、
安心して成長をサポートできます。
5号球の空気圧
5号球の空気圧は、ピッチやボールの質に合わせて調整することが大切です。
一律の数値ではなく、環境に応じて変えることでプレーが安定します。
- 芝:クッション性があるので硬めに
- 土:跳ねやすいので低めに



土だと跳ねすぎてやりづらい…
5号球は中学生以上が公式戦で使うサイズです。
その日のピッチやボールに合わせて調整することで、正確なプレーにつながります。
フットサルボールの空気圧
フットサルボールの空気圧は、
0.6〜0.9気圧が適正値です。
フットサル競技規則では「ボールの空気圧は0.6〜0.9気圧」と定められています。



跳ねないから扱いやすいね!
フットサルでは、空気圧を正しく整えることがスムーズなプレーと試合の質を大きく左右します。
0.6〜0.9気圧を守ることで、
快適なプレー環境が手に入ります。



次は空気圧を合わせるポイントを解説!
空気圧を調整するポイント
同じボールでも、空気圧ひとつでプレーの感覚は大きく変わります。
だからこそ、年齢やピッチ環境、ボールの種類に合わせた調整が欠かせません。
ここでは、空気圧を整えるための3つのポイントを紹介します。
空気入れと空気圧計を用意する
正しい空気圧管理には、
空気圧計と空気入れの両方が必須アイテムです。
どちらか一方が欠けても、正確な調整はできません。
手の感覚だけでは空気圧の違いはほとんどわからず、「硬すぎる」「抜けすぎる」に気づけないこともあります。
だからこそ、数値で管理できる空気圧計を持つことが大切なんです。
- 空気圧計:数値で正しく確認
- 空気入れ:いつでも補充できる



触っても適正かわからない…
私のチームでも空気圧計を導入してから、子どもたちが安心して練習に集中できるようになりました。
おすすめの空気圧計はこの記事内で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


年齢や学年による違い
子どもの成長に合わせて、
空気圧も少しずつ変えることが大切です。
体が小さい低学年には柔らかめのボールが合い、成長するにつれて徐々に硬めにしていくと無理なく上達できます。
同じ圧でも年齢によって「蹴りやすさ」が変わるんですよね。
- 低学年:柔らかめで安心
- 中学年:標準に近づける
- 高学年:やや硬めに慣れる



低学年はちょっと柔らかい方が安心
私のチームでも、低学年は柔らかめにしてから笑顔でボールタッチできるようになり、高学年は少し硬めで力強いプレーを身につけました。
年齢に合った空気圧は、子どもが楽しみながら上達するためのサポートになります。
ピッチ状況(土・芝・室内)
ピッチの種類によって、
同じ空気圧でもボールの動きは大きく変わります。
土ではボールがよく跳ねるため少し低めに、芝ではクッションが効くのでやや硬めにすると安定します。
- 土:跳ねやすいので低めに
- 芝:沈みやすいので硬めに



同じ圧でもピッチで感覚が違う!
土のグラウンドで少し抜いた方が試合が落ち着き、芝では強めに入れた方がいい感じでした。
ピッチに合わせた調整をすることで、どんな環境でも実力を発揮できるようになります。
ボールの種類や素材
同じ空気圧でも、ボールの種類や素材によって蹴ったときの感覚は変わります。
表面の質感や作りの違いで、「硬い」と感じる人もいれば「ちょうどいい」と思う人もいます。
どちらが正解ということではなく、その人が一番扱いやすい状態に合わせることが大切です。



同じ圧なのに蹴り心地が違うね!
同じ空気圧で調整しても子どもによって「蹴りやすい」「硬い」と感じ方が分かれることがよくあります。
ボールの種類や素材にこだわりすぎず、プレーする人に合った調整を心がけましょう。



次は空気圧のチェックする
習慣について解説!
サッカーボール空気圧はどのくらいの頻度で調整すべき?
ボールの空気圧は放っておくと必ず狂います。
だからこそ、定期的なチェックが欠かせません。
普段の練習での目安や、試合前の確認、さらに使用頻度による違いを知っておくことで、常に最適な状態を保つことができます。
普段の練習は「週1回」が目安
理想を言えば、
ボールは毎日チェックするのが一番です。
しかし実際は難しいため、
最低でも週に1回は調整しておきましょう。
ボールの空気は自然に抜けていき、気づかないうちに適正値を外れてしまいます。
週に1回でも確認することで、大きなズレを防げるんですよね。
- 抜けすぎで蹴りにくい
- 入れすぎで硬すぎる



毎日は無理だから週1回ならできそう!
私のチームでも、週末の練習前に空気圧をまとめて確認するだけで、ボールの状態が安定し、練習の質がぐっと上がりました。
無理に完璧を目指す必要はありません。
週1回の習慣だけで、子どもたちが安心してプレーできる環境を守れます。
試合前は必ずチェック
試合前の空気圧チェックは欠かせません。
ここでズレていると、プレーの精度や安全性に直結してしまいます。
なぜなら、試合は練習以上に強いパスやシュートが増え、ボールの状態が大きな影響を与えるからです。
空気圧が合っていないだけで、本来の力を発揮できないこともあるんですよね。
- ボールが硬すぎて足が痛い
- 軽すぎてシュートが浮く
- 抜けすぎてスピードが出ない



試合で蹴ったら足が痛かった…
私のチームでも、試合前に空気圧を直してから選手の動きが安定し、プレーがスムーズになったことがあります。
試合前は必ず空気圧を確認し、最高のコンディションで挑みましょう。
使用頻度による調整
ボールの空気は、
使えば使うほど少しずつ抜けていきます。
毎日練習で使うボールと、週末だけ使うボールでは状態が大きく違うんですよね。
使用頻度が高いボールは、
週に数回でも確認しておくと安心です。
逆にあまり使わないボールも、放置している間に抜けていることがあるので要注意です。



昨日は普通だったのに、
今日は柔らかい…
私のチームでも、連日使っている試合球は抜けやすく、必ず練習前に確認する習慣をつけています。
使用頻度に合わせた調整を意識することで、常に快適な状態を保てます。



次は測り方について解説!
適正な空気圧の測り方と管理方法
サッカーボールの空気圧は、
手で押すだけでは正確にわかりません。
安心してプレーするためには、
数値で測り管理することが欠かせないのです。
ここでは、空気圧を正しく測る方法と便利な管理の工夫を紹介します。
空気圧計を使った測り方
正確に測れば、不安はぐっと減ります。
手の感覚だけでは誤差が出ますよね。
空気圧計を使えば、適正に管理できます。
- ボールの表記を確認する
- 針の先端を軽く湿らせる
- 針をまっすぐ差し込む
- メーターの数値を読む
- 適正範囲まで空気を入れる・抜く
- 斜めに刺さない
- 押し込みすぎない



数字だと安心だね!
数字で管理すれば、ケガ予防にもつながります。
今日から習慣化して、
安心してプレーしましょう。
ゲージ付きポンプの活用
測ると入れるが同時にできれば、
とても便利です。
そんな時に役立つのが、ゲージ付きポンプです。
空気圧計と空気入れを別々に使う必要がなく、
一本で両方できるので効率的なんですよね。
数値を見ながら空気を入れたり抜いたりできるため、最適な状態にすぐ調整できます。
- 数値を見ながら調整可能
- 過剰に入れすぎない安心感
- 1本で完結し持ち運び楽



これ1本なら迷わずに済むね!
私のチームでも導入後は、試合前の準備がぐっと楽になりました。
特に子どもと一緒に管理する時も、目で見えるので安心です。
空気圧管理をもっと手軽にしたい方は、
ゲージ付きポンプを検討してみてください。
👉 空気入れの選び方はこちら





次は現場で起こる
トラブルについて解説!
指導現場でよくあるトラブルと解決法
サッカーボールは正しく管理していても、
トラブルが起きることがあります。
空気がすぐ抜けたり、硬すぎて子どもが嫌がったりするのは、指導現場でもよくある悩みです。
ここでは、そんな時に役立つ解決法を紹介します。
空気がすぐ抜けてしまうとき
空気がすぐ抜けるボールは、
残念ながら交換のサインです。
バルブの劣化や内部の破損が主な原因で、修理しても長くは持ちません。
練習や試合で安心して使うためには、
新しいボールに切り替えることが一番です。



せっかく空気を入れても
次の日には抜けてる…
私のチームでも、抜けやすいボールを無理に使っていた時期がありました。
でも新しいボールに替えた途端、
子どもたちが気持ちよくプレーできるようになったんです。
空気が抜けやすいのは消耗品としての自然な現象です。
思い切って交換することで、
練習の質もぐっと上がります。
ボールが硬すぎて子どもが嫌がるとき
子どもが「痛い」と感じるほど硬いボールは、空気を抜いて調整しましょう。
体が小さいうちは、強い衝撃に耐えられずサッカーを嫌いになることもあります。
少し柔らかめにするだけで、
安心して練習できるようになります。
- 低学年は柔らかめを意識
- ゲージで数値を必ず確認



硬すぎて蹴るのが嫌だな…
私のチームでも、低学年の子にとって硬すぎるボールは負担になり、空気を少し抜いただけで笑顔でプレーできるようになりました。
ボールは子どもが成長するための大切な道具です。
無理なく楽しめる硬さに調整することで、サッカーを長く好きでいられます。
まとめ|正しい空気圧で上達スピードが変わる
正しい空気圧で練習できるかどうかは、子どもの上達スピードに直結します。
- 適正空気圧は0.6〜1.1気圧
- 高すぎても低すぎてもNG
- 号数・学年・環境で調整
- 週1回と試合前は必ず確認
- 空気圧計で数値管理が安心
- 抜けやすいボールは交換
空気が硬すぎればプレーがぎこちなくなり、柔らかすぎればパスやシュートが安定しません。
だからこそ、適正値に整えてあげることが大切なんですよね。



手で押してもよくわからない…
そんな不安を解消するのが、数値で測れる空気圧計です。
一度導入すれば、誰でも簡単に正しい状態を保てます。
今回紹介した空気圧計は、指導現場でも安心して使えるおすすめアイテムです。
ボールを正しい状態に保つことは、ケガの予防にもつながります。
ぜひ空気圧計を活用して、子どもが安心して上達できる環境を整えてあげましょう。






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