この記事では少年サッカー、特に低学年にオススメのシュート練習を紹介します。
低学年の指導をしていてこんな悩みありませんか?
・子どもたちが楽しく笑顔で練習できるメニューが思いつかない
・子どもたちが集中して練習に取り組めていない
・充実感のある練習ができていない
低学年は素直だからこそ、楽しくない練習だと集中してくれないよね!
今回は低学年におすすめの「見て判断する!盛り上がるシュート練習」を解説していきます。
見て判断することの重要性
まずは解説に入る前に、見て判断することの重要性について理解しておきましょう。
サッカーは「見る」→「判断」→「実行」このサイクルの繰り返しです。
そのため一番最初にくる、「見る」ができていないと、判断そして実行に繋がりません。
ですが技術がおぼつかない低学年はどうしても目線が足元に下がってしまいます。
そこで指導者の工夫や声掛けが大切になってきます。
子どもたちにしっかりと見る習慣をつけてあげましょう。
メニューを動画で解説
オーガナイズ
大きさ:横40m×縦40m(8人制コートの半分くらいを目安でも可)
用具:マーカー、ビブス、ボール
【進め方】
・フィールドに数種類の色でマーカーのゲートを複数作ります
・チーム分けをしておいてください(2チームでも、3チームでも可、人数に合わせてください)
・コーチが色を何個か言います(例えば、赤、黄色、青、黄色)
・コーチが色を言ったらフィールドのハーフェーラインあたりから各チーム一人ずつ同時にドリブルをして指定された色のゲートを通過してシュートを打ちます。
・連続して同じ色を指定した場合、連続で同じゲートの通過は禁止してください。
・ゲートの通過が終わったらシュートうちますが、どこから狙ってもよいです。
・先にシュートを決めたチームの得点となります。
・チーム戦で勝ち負けをつけましょう
【時間】
20分程度
【対象年齢】
U7~
キーファクター
・見る
・判断する力
・ドリブルの技術
・シュートの技術
・勝負のこだわり
成功に導くために
まずは見ながら正確にドリブルすることを声掛けしましょう。
勝負の要素もありますので早さも求めましょう。
シュートもゴールに入らないと得点にならないので、正確性を求めましょう。
次に待っている仲間は指示をすることを認めましょう。(次は赤だよ!)など、自然とコーチングが出てきます。
チーム戦なので応援もさせましょう。こうすることで盛り上がります。
コーチからの指示の仕方に変化をつけてみましょう。(赤、イエロー、ブルー、青)など。
たまに無い色を言ってみたりして気が付くか試してみてもいいでしょう。
負けたチームには簡単な罰ゲームをつけると、勝負へのこだわりが出てきます。
まとめ
今回は「見て判断するシュート練習」を紹介しました。
メニューに工夫をするだけで、「見る」→「判断」→「実行」を意識させることができます。
しかし、このメニューをやっただけでは「見る」をマスターしたわけではありません。
日々のコーチングや工夫が大事になってきますので、粘り強く指導にあたりましょう。
毎日の努力が、未来のスター選手を生み出すことにつながるよ!
頑張っていこうね♪
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