この記事では少年サッカー、特に低学年にオススメのウォーミングアップを紹介します。
低学年の指導をしていてこんな悩みありませんか?
・子どもたちが楽しく笑顔で練習できるメニューが思いつかない
・子どもたちが集中して練習に取り組めていない
・テーマを意識したアップメニューを知りたい
低学年は楽しい練習がやりたいよね!
今回は低学年におすすめの楽しいアップメニュー「マーカー集めゲーム」を解説していきます。
テーマは見て判断する!
サッカーは「見る」→「判断」→「実行」このサイクルが基本になります。
そのため一番最初にくる、「見る」ができていないと、判断そして実行に繋がりません。
低学年くらいだと試合の中で、周りを見て判断することは難しいかもしれません。
しかし、指導者の声掛けや工夫で「見る」力を養うことは可能です。
低学年のうちから「見る」ことを意識させてあげよう!
動画で解説
オーガナイズ
大きさ:縦8m×横8mで正方形のグリッド(今回は4人で行うので正方形となってます)
用具:マーカー、コーン
【進め方】
・人数に合わせたグリッドを作ってください(4人だと四角形、5人なら五角形となるように)
・グリッドの角の所にコーンを置きます
・コーンの所に各選手一人ずつ位置します
・コーンがその選手の陣地になります
・グリッドの中央に選手の数プラス1個のマーカーを置きます
・コーチの合図でマーカーを自分の陣地まで運ばせてください
・自分の陣地に3個マーカーを集めた時点で終了し、その選手が勝ちです。
【ルール】
・一回に手に持てるマーカーの数は一個までです(複数のマーカーをまとめて陣地に持ち帰ることはできない)
・相手の陣地からもマーカーを取ってきてください
・相手の進路を妨害するのは禁止です
【時間】
5~10分程度
【対象年齢】
U7~
キーファクター
・見る
・判断する力
・勝負へのこだわり
・素早い動き
成功に導くために
まずは、ルールを説明したら何も言わずやらせてみましょう。
低学年くらいですと一生懸命にマーカーを運ぼうとします。
しかし今回大事なことは「見る」ことです。
では何を見たらよいのかを考えさせましょう。
今回はマーカーを3つ集めたら勝ちというルールが重要になってきます。
裏を返せば3つ集められたら負けです。
ということはすでに2つ集まっているところを見つけたら阻止しなければいけません。
このように整理してあげると見ながら判断をして動くことになります。
さらに周りの人の動きまで見えてくるとグッドです。
1つのマーカーに群がってしまうリスクなど。
負けた選手には軽い罰ゲームなどをつけてあげるとより盛り上がります。
まとめ
今回はウォーミングアップ、見て判断する要素を取り入れた「マーカー集めゲーム」を紹介しました。
サッカーをするうえでとても重要なスキル「見る」を楽しく学んでもらいましょう。
こちらのメニューはかなり負荷が高いので、グループを入れ替えながらやることをお勧めします。
是非、普段のトレーニングに役立ててください。
楽しく「見る」力を伸ばしてあげよう!
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