サッカーにおいて、ボールの受け方と体の向きは、非常に重要な要素です。
相手の立ち位置を見ながら、どこにボールを置くのか、どのように体の向きを作るのかを判断する必要があります。
体の向きを少し変えるだけで、プレーの質を大きく変えることも可能です。
今回の記事では、「2対2 +4サーバー」というトレーニング方法を紹介し、ボールコントロールと体の向きの向上に焦点を当てます。
動画を用いて詳細な解説を行うので、ぜひ参考にしてください。
この練習は、ゲーム感覚の要素も含まれているので、楽しみながら取り組むことができます。
また、負荷も高い内容なので、高学年の選手にオススメです。
相手がいる状況でのトレーニングだからリアリティの高い内容だよ!
ぜひ参考にしてね♪
ボールの受け方、体の向きの重要性
サッカーにおいて、ボールの受け方と体の向きは非常に重要です。ボールをコントロールし、次のプレーにスムーズに移行するためには、ボールを正しく受け、適切な体の向きを作る必要があります。
ボールの受け方
ボールを受けるときは、次の点に注意する必要があります。
- ボールを受けるとき、遠い足と近い足の使い分け
- ボールを体の近くで止める。もしくはスペースに持ち出す。
- 相手からボールを奪われないように、体で守りながら。
体の向き
体の向きは、次のプレーの選択肢を決定します。次のプレーに何をするのかを考えて、適切な体の向きを作る必要があります。
- ボールホルダーと進行方向に対して半身をつくる
- 視野を十分に確保できる状態
どれも重要な要素だね!
各ポイントを意識しながら声掛けしたいね♪
動画で解説
オーガナイズ
大きさ:縦10m×横10m
用具:マーカー、ボール、ビブス
【進め方】
・グリッド内で2対2、外側の各辺にサーバーを画像のように位置します
・コーチからのボール配給でスタートです
・同じ色のサーバーを使いながら、ボールを失わないようにパスします
・グリッド内の守備の間をパスで通すことができれば1点となります
・サーバー間のパスは禁止です
・ボールを失ったらすぐに攻守交代をして連続してプレーをしてください
・ボールアウトしたらコーチからの配給で再開です
・2分から3分程度でグリッド内の選手とサーバーを入れ替えましょう
・点数を競わせて負けたチームにペナルティを課すと盛り上がります
【時間】
15〜20分程度
【対象年齢】
U10~
キーファクター
・ボールコントロールの質(遠い足で?近い足で?どこにボールを置くべきか)
・体の向き
・見る(状況判断)
・サポートの質(角度など)
・勝利へのこだわり
成功に導くために
サッカーの原理原則を整理
- まずは、サーバーを一つの目標として、ボールを前進させる意識を持たせる。
- 次に、ボールを失わないことを意識する。
- 守備は、間を通させない立ち位置やマークの着き方を考える。(このルールがないとマンマーク気味になり、リアリティが多少欠けてしまう)
- 攻撃の選手は、ボールを受ける前にどこを見ておくのか?また、体の向きをどのように作っておくと良いのか?を考える。
相手のマークが遠い場合
- 幅を取りながら遠い足を使ってトラップする。(前を向くチャンスの逃さない)
- 相手が食いつかなければ、反対のサーバーまで前進する。
- 相手が食いついてきたら、バックパスでやり直したり、カットインして守備の間を狙ったりする。
相手が近くにいる場合
- ボールに寄りながら近い足でトラップする。
- そのままバックパスで逃げたり、カットインして守備の間を狙ったりする。
- 相手の背後を取る動きをする
サーバー
- 常にサポートできる立ち位置を取る。
まとめ
今回の記事では、「2対2 +4サーバー」という練習方法を紹介しました。
この練習は、ボールコントロールと体の向きの質を向上させるのに効果的な練習です。
ボールコントロールと体の向きの質は、どのポジションの選手にとっても重要な要素です。
大事なことは、相手の状況や立ち位置を見て判断することです。
選手のテクニックを最大限に発揮できるように、声かけをしていきましょう。
この練習を繰り返し行うことで、選手たちは状況判断能力を向上させ、より良いプレーができるようになるでしょう。
ぜひ、チームの練習に取り入れてみてください。
選手の力を引き出すコーチングをしよう!
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